インタビュー
Q1. どうしてamairoを開発したのでしょうか?
私の実家は沼津で水産加工を営んでいまして、私自身が幼い頃から無添加の食材を食べて育ってきました。
しかし社会人になって東京に出てから食生活が乱れ、体調を崩すことが増えてきたのです。
そんな中、2020年のコロナ禍で外食が減り、実家の無添加食材を含め食事を見直したら体調が良くなり、体内年齢が18歳まで戻りました。
食事を変えれば健康的になれるのだな、と実感したことが食品事業をやりたいと思ったきっかけです。
最初は実家でも扱っている鯵の干物を広めようと思ったのですが、
忙しいビジネスパーソンは朝食を食べないし、鯵の干物はハードルが高いなと。
だから食べ物ではなく飲料にしました。
amairoの監修に入っていただいている桑江夢孝さんに出会って、漢方を使った茶葉に行き着いたのです。
Q2. なぜ女性向け商品にしたのですか?
二つあります。まずはビジネス的な観点。
自己投資するのは女性だなと思いました。体の悩みを抱えるのは女性の方が多い。男性は冷え性とか気にしませんしね。
もう一つは私自身の経験です。
実は私の妻が卵管を摘出する手術を行なって、妊娠する可能性が半減してしまったのですが、漢方茶や食生活の改善で無事に妊娠出産をすることができたのです。
こうした経験で、体の不調に悩みを持っている女性に寄り添える商品を作れるのではないかと考えました。
私はもともとインフルエンサーマーケティングを行なっていたので、女性インフルエンサーに協力してもらい、女性がどのような悩みを持っているかを5万人のアンケートをとって、妊活・生理不順、不眠症、腸活、冷え性、美肌の効能を持つ製品に辿り着きました。
Q3. 現在のマーケティングはどのように行なっていますか?
まずamairoはカレンダー形式のボックスに入っています。
これはSNSのバイラルマーケティングの考え方を活かしています。
毎日カレンダーを開けて茶葉を取り出して飲んでいただきたい。
そしてその様子を撮影してSNSにアップしてくれれば口コミで広がっていきます。
ただ、私たちはまだまだ知名度のないベンチャー企業。
「怪しい」という声もありました。
そこで社会的に信頼のあるナショナルクライアントの力を借りたいと思い、もともとマーケティングでご相談をいただいた全日本空輸様に相談し、ANAのオンラインショップでの販売も始まりました。
また最近ですと神田明神さんでも販売いただいています。
日本人は何かを祈る時に神社に行きますが、恋愛や安産祈念のお守りはあるのに、妊娠成就のお守りはない。
そこでいろいろな神社を訪問した中で、新しい取り組みに関心のあった神田明神さんがamairoを販売してくれることになったのです。
Q4. 参加者にはどのようなアイデアを期待していますか?
どのようなアイデアも歓迎ですが、そのアイデアにどんな想いや狙いを込めるかが大事だなと思います。
Instagramに投稿してもらいたいからカレンダー形式のボックスにしたり、妊娠成就をしてほしいから神社での販売をしたように、
コンセプトから逆算して施策に落とし込んでいただきたいですね。
また、amairoの想いを大切にしてくれさえすれば漢方茶にこだわる必要はありません。
僕ももともとはスープを作ろうと思っていたんです。
フリーズドライ製法に思いのほか予算がかかるので断念したのですが(笑)。
みなさんの想いを込めて、新しい商品のアイデアもぜひ聞いてみたいですね。
-amairo-の名前の由来やデザイン、
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